第15章 これからの時間
ちなみに言うと、
ゴールテンディングとは
シュートされたボールが最高到達点から落ち始めた後、ボール全体が
リングよりも高い位置にある間にプレイヤーがボール触れることで
ディフェンス側が触れた場合はフィールドゴール扱いになります。
あのままだったら当たりはずれも関係なく得点になること。
オフェンス側が触れた場合は、そのシュートが無効となります。
そんなこんなで無得点の中
殺せんせー「やはり、ケイトさんの武器は
足の素早い回転と方向転換に伴う俊敏性、
なおかつ、超高速スピンを加えることによる跳ぶ方向が読めないこと、
後、投げるフォームが全く同じ状態から出せる上
力加減も読めないことから
そして、全身の力の伝え方がうまいことからの在り得ないほどの跳躍力。
どのような時でも、瞬時に駆けつけると同時に跳べ
それによって、シュートブロックを放たれた直後ぐらいに叩けるように調整されている。
手も足も出せないのはそのせい?;
バウンドさせてから入るように調整されているわけで
それでバウンドする前に押さえに行こうとしたらスクリーンで行けないように締め出されるし
シュートでなくても、ちょうどリングの中に吸い込まれるように調整していますし;
うううううううううううううん;(だらだら」
ケイト「もう制限時間過ぎたぞ;」
殺せんせー「にゅやああああ!!;(がーん!!」
そして恵土―殺せんせー、28-0だった。
殺せんせー「もう一回!!;もう一回!!!;
せめてもう一回いいいいいいい;;;」
ケイト「無理;」
殺せんせー「そんんなあああああああああ;;;;;;(滝涙」
ケイト「家帰ってからね?;(苦笑」
殺せんせー「せめていってんんんん!!」
ケイト「そしたら反則させなきゃじゃん;
シュートしている時に当たられて、相手がチャージングとられたら
3スリーポイントより内側だったら2本、外側だったら3本与えられて
1本につき1点だから、私がミスしなきゃ無理でしょ^^;」
殺せんせー「なら先生から体を当てれば!」
ケイト「それ見え見えだからアウトじゃん;先生の;」
殺せんせー「えええええん;;;;」
ケイト「八百長もやなんだったしょうがないじゃん;」肩に手を置く
そんなこんなで
ケイトちゃんは、泣き崩れる殺せんせーに相手しきりだったそうな…;