第15章 これからの時間
それからの時間は…
まるで、夢のようだった。
照明に照らされて、思い思いに歌いだしていた。
といっても…
まさか、痙攣する僕等を見た上でも
殺せんせーを仕留めるために
寺坂くんの歌声を模倣できるなんて、思いもしなかったけど;
そんな、予想外の出来事って言うか…
痙攣がずっと続くぐらいの悪夢から一転して
とっても楽しかった。
こんな楽しい時間が、ずっと続けばいいのに…
そんな思いとは裏腹に、段々時は過ぎていく。
そんな夕方から、日が沈む時まで…
僕等の音楽祭は続いた。
といっても…
明日になってから
一人だけ、帰ってきてから文句を言っていた人もいたけれど…;
殺せんせー「ずうううん;)
意地悪ううううう!;;(ぶうぶう&涙」
ケイト「じゃあバスケに付き合って^^♪」
殺せんせー「それ答えになってない!!;」
それから後で判明したんだけど…;
ケイト「この、音が響く感じがいいんだ(すりすり&微笑)
私のささやかな夢は…
たくさんのバスケットボールに埋もれることなんだ^^//(にやにや」
カエデ「体育倉庫に行けばすぐ叶いそうな夢だね;」
渚「うん;
といっても、部屋にいっぱい埋もれるのがいいらしいけどね(苦笑」
それから…
ケイトちゃんが負けたら、歌わせてもらうってことになって
『絶対勝て!!恵土おおおお!!!』
殺せんせー「がーん!!)まさかのアウェイ!!??;」
といっても、どっちにしろ
殺せんせーがうまい歌で、歌い合うって決めてたらしい。
瞬間速度、時速300km同士って条件で戦い合って
殺せんせーのシュートブロックが
ゴールテンディングってファールを指摘したり
高回転(スピン)をかけながら投げ
ありえない軌道を実現させ、入らないと思わせて入れたりとかで倒していた。
母方の爺ちゃんともしていたようで
得点は、28-0
何もさせないぐらいの勢いで倒していた。
それから、僕等は歌った。
出会えてよかった…
そんな思いと共に
また、今という時を一緒に過ごして、笑い合ったんだ……(微笑)
(6月10日PM10:17~PM11:10,11日AM1:53~AM2:53、321~328(8ページ)更新)
頭がくらくらするため休みます;すみません;