第2章 シルバーウィークの時間
カルマ「…
(ケイト、ありがとう(微笑)
あ、主護霊もか」
それから後、カルマくんは警察へ証拠として
先程から言ってた『ケイトちゃんに対する侮辱』の音声に加えて
理事長からもらった分の音声のデータを渡し
男子生徒は補導されることとなり
カルマくんと通報した人は、事情聴取されることとなったらしい。
虚言・妄言の数々は、あまりに悪質で…
違う学校は学校でも、別の場所に送られたらしい;
自殺してもおかしくないものも、脅迫もあって
それでもなお、反省してなかったのが決定的だったそうで…;
カルマ「暴行罪と~恐喝罪と~あと器物破損でしょ?
他にも侮辱罪、名誉棄損罪などなど!^^(にっこり)
耐えた俺って凄いでしょ?(にや)
その理不尽の声や主張を受けても
何年も誰にも言わずに相談せずに、耐え続けてきたケイトの方が凄いけど」
カルマくんの口は、凄くよく回ったようで…;
実際、証拠もあったから男子生徒の証言はまかり通らなかった。
カルマ「都合の悪い所は見るな聴くなって言うくせさあ
相手にとって都合のいい部分だけは視ようともしないんだよねえ。
それってどうなんだろうねえ~?
ね、おまわりさん!^^(にっこり」
証拠はこの手にあるのにね、とにっこり笑いながら言うカルマくんに対し
ああ、そうだな;と冷や汗交じりに言葉を返すしかなかったそうだ。
「こんの…!
いい所しか見ない、勝手もんが!!」
カルマ「そうだね…
そう言うなら、人間なんてのは誰もが勝手もんだよ(微笑)
どれを大事に見るかなんてのは、自分で決める事なんだから」
目を伏せながら笑いながら、ケイトを思い出していた。
それから連行されていく男子生徒に背を向けて、立ち去っていった。
そうして
カルマくんはケイトちゃんの家へ向かおうとしていた。
その折、後ろから抱き着いてきた。
ケイト「心配したじゃんか馬鹿あ゛あ゛あ゛あ゛!!;
警察呼ばれたって何があったあ゛あ゛あ゛あ゛!!!!;;(涙」
その当時、Lineで知らせてた。
『警察に呼びだし、ナウ!』と
警察の人と満面の笑みを浮かべて話し合う写真と一緒に、E組Lineにはられてて
それを見た僕もあせっていた;
暴力沙汰かと思いそうにもなって…;