第14章 将来の時間
真っ直ぐにぶつかって、その上で決める。
きっとそれは…
ぶつかってこられずに、決めつけられた過去があったからこそ。
話しかけられないまま、過ごしてきたのは…
嫌な顔をされたことが、何年も続いていたから。
少しずつ…
少しずつでいいから、将来に役立ってほしい。
この経験が、笑って話しかけられる。
小さい時に持ってたはずの、自分らしさを取り戻すためにも…
一歩でいい
少しずつでいい
お願いだから…
その過去の苦しみよりも
今を楽しんで、笑いながら生きて欲しい。
何でかって言えば…
それを見ていると、とても安心するから。
ありがとう。
ケイトちゃんが居てくれて、本当によかった。
どんな時だって、いつだって笑っていられるから(微笑&涙目)
何でか、涙が目に浮かんだ。
笑って、前を見つめていられた。
その支えになってくれたのは
掛け替えのない、『友』という存在だったから……