第14章 将来の時間
いくら血を流そうが、死にそうになろうが
どれほど傷付こうが、殺されようが
誰も何とも思わないよ。
『居なければいいのに』
その言葉に、否定してくれる人もいなくて
鵜呑みにするしかなかった。
しなければ、おかしいと言われる。
そういうのもあるから
何でも信じるようになってしまったのかもしれない。
ヒトのせいにせず、自分のせいだと抱え込むのも
『わざとやったんだ』
『お前のせいだろ』
そう周囲から責められ、また同様に否定しない人たちしかいなかったから。
責任がないとは言い切れない。
だからこそ、余計に言えなかった。
結局、自分を責め続ける道を選んだ。
そして、いちいち気にし過ぎるようになった。
自分のせいで、誰かが嫌な思いをする。
それが、一番嫌な事だったから。
でも、それでも傷付けまいとしたのは
自分の意思だった。
その痛みを知っているから、余計に出来ない。
それでいいんだろうと思った。
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ちょっとだけ仮眠するはずが寝過ごしました!
すみません!!;(土下座)
夜遅くの所を、AM1:17から更新します!;