第13章 進路の時間
ケイト「…少しでも、前に進んでいける気がする。
一気にどばってわけにはいかないけれど……
リハビリも兼ねて、色んな人とふれあって
話し合えて、ぶつかり合えて…
生きてりゃ誤解も生むし、色んなこともあるけど…
やっぱり、それごとひっくるめて大事なんだろうな。
人生って…
ただ、言い表していけば終わるってものでもないんだ。
一言で、語れるものなんてないように
人生も、好きなものも…全部、同じなんだ。
色んな経緯があって、色んな思いがあって…
ホント……何だって、こんなに生きづらいのかなここは;
あの世は…
位わけも場所わけもされてるから、気の合う奴ばっかなのに;
何でか、それ以上に尊いようにも感じてしまうよ^^;」
カルマ「そう思うんなら、きっとそれが答えなんじゃない?
答えは、一つじゃないんだよ。
一人一人で基準が違うように
導き出される答えも、納得する条件も変わってくる。
考え方も違うようにね。
だからケイト…
一歩ずつでいいんだよ。
焦らなくても、俺はずっと見てる。
待ってるから(微笑&頭撫」
ケイト「!!」
カルマ「逆に焦って空回りしたら意味ないし大変じゃね?
それ以前に、ただでさえ空回りしやすい方なんだから。
ね?Davieキス事件」
Davie「Of course!^^b(ぐっ」
ケイト「こいつら!(拳握」
その顔には、どこか怒りも視えた気がした(苦笑&汗)
何にせよ、前に進んでいくっていうことは難しい。
そして…
だからこそ、今という瞬間が美しく、眩しく、貴い。
そんな事を教え合って、一緒に生きているんだろうか。
そう考えながら、少しずつでも前に進んでいこうと思った。
ケイト「意地悪小僧共めい!(ぷんぷん」
Davie「僕等にとっては褒め言葉だけど?^^(にやにや」
カルマ「そうそう^^(にやにや」
ケイト「…っぷw
二人そろって似過ぎww
あっはっはっはっ!^^」怒る気失せた
そんな
不器用ながらに、一生懸命生きようとする姿勢に
僕は、背中を押された気がした。
大丈夫だって、笑いかけてくれた『満面の笑み』と
『いつだって差し伸べてくれた左手』に…(微笑)
(6月1日PM11:45~2日AM2:18、274~286(13ページ)更新)