第13章 進路の時間
Davie「その当時
Kateは
泣きながら、必死に呟いてたよ。
「殺さなきゃ、殺さなきゃっ…;(泣き震え)
じゃないと、みんなが;
全部自分が悪いんだ。
自分さえいなければ、そういう思いをせずに済んだんだ。
誰もがそう言う!
みんなそう思ってる!!
実際…何度も言われた;
いじめっ子から言われた;
皆は否定しなかった;
居なきゃよかったんだ、自分なんて…
自分の言葉よりも
友達の言葉の方が信ぴょう性がある。
いくら訴えかけようが、ないもののように言われる。
誰もかれも、好きに言って決めつけられるだけだ!!
絶対に理解されるわけなんてないんだ。
今までだってそうだった!!!
それで苦しませるよりも何よりも…
他の全部考えたって、死んだ方がよっぽどいい!!
その方がいいんだ…
もともと私なんて、生きる場所さえも望んじゃいけないんだから(涙」
そういうが早いか、ナイフを心臓に突き立てたんだ」
『え!!??』
ケイト「…;(たらーり」
カルマ「じろっ)…」
顔を逸らすケイトちゃんの姿が
事実だって、物語っていた。
なんか、申し訳なさそうだったから余計に…
Davie「でも、一族に伝わるネックレスが邪魔して死ねなかった。
刺さることはなかったんだ、十字架の真ん中に当たって。
あの時、ホントに肝を冷やした。
死のうとして、涙流して、叫んで、震えながら泣いて…
といっても、僕が消えたように見えて
うあああああああああああ;;って泣いてた時と同じぐらい泣いてたっけ^^;」
ケイト「ひとこと余計だってば;」
Davie「あはは^^;
でも、ホントに心配だったんだ。
ケイトのグランパから聴いてたから、余計に…
そんな目に遭わされれば、精神がいつ崩壊したっておかしくない。
自殺してないことをほめられたらしいけど
そんなの、嬉しくも何ともないだろうって……
そんな風に死なれかかったから
当時の僕は、頭に血がのぼってて
そのナイフを払って、両手を握り締めて叫んだ。
「死んだら、絶対に許さない!
僕が嫌だ!!
だから…
死ぬなんて、そんなっ…;
哀しいこと言うなっ!;
寂しいこと言うなっ!;
お前が大事なんだ!!;;」って」