第13章 進路の時間
親がいなかったらなんて、考えていいわけもないし
寧ろ、いない人にとっては無神経に感じるよね。
そう思わないと
二周目でいないと…
何も、出来ないんだから……
そして結局…
出張中の烏間先生に代わって、殺せんせーが烏間先生になり切ってすることに;
渚(不安だけど祈るしかない…
殺せんせーが無事に母さんを説得して
僕をE組にとどまらせてくれるように)
そして、決定打になったのが…;
殺せんせー「髪形も高校も大学も、親が決めるものじゃない。
渚君本人が決めるものだ。
お母さん、渚君の人生は渚君のものだ。
渚君が望まぬ限り、E組から出ることは認めません」
母「真っ赤)何なのよあんたぁぁ!!
教師のくせに保護者に何て言い草なの!!
バカにすんじゃないわ!!
人の教育方針にケチつけられるほどあんた偉いの!?
渚!
最近妙に逆らうと思ったら、このヅラの担任にたぶらかされていたのね!!
見てなさい!
すぐにアンタの目覚まさせてやるから!!」
ケイト「完全に頭に血がのぼってるな、こりゃ;(ぼそ)
(渚を本校舎へ復帰させようとする母親が
そのことを相談するべく、E組を訪れたが
出張中の烏間先生に変わって
彼に扮した殺せんせーが面談に臨むも
その本性を知り、その申し出を拒否した。
って所かな?」
さりげなく状況整理してるし;
殺せんせー「大事なのは
君自身が、君の意思をハッキリ示すことですよ。
殺す気があれば何でもできる。
君の人生の1周目は、この教室から始まっているんです」
渚「僕の、1周目…」
それから後、渚から聴いた話によると…
それに逆上した渚の母親は
渚にE組の校舎を燃やさせようとするが
そんな折、殺し屋が来て
生徒には手を出してはいけないが、親は別とのことで
鞭を使って薪を落とさせ、母親に恐怖を憶えさせた。
母親が怯え、殺し屋が油断している中
渚「母さん
あなたの顔色を伺う生活は
僕の中の、ある才能を伸ばしてくれた)
母さん。
僕は今、このクラスで全力で挑戦をしています。
卒業までに結果を出します」
そう言って
母親へ向けて意思を表明しながら、殺し屋に近付いていく。