第13章 進路の時間
思い思いの考えをもとに、次々に決めていっている。
進路も、進もうとする方向も…
でも、僕には……
みんな…
考えてないようで、しっかり考えてる。
僕は……
ケイト「メイド服とかナース姿に会いそうだったけどなあ。
ウェディングドレスも」
渚「それは今言わなくていいことだから!!・・;
せめて空気読んで!;
今進路考え中!(あせあせ」
書こうとしている時に言ってきてくれるのはケイトちゃんぐらいだ;
和ませようとしてくれてたのか
ただ、本音を伝えたかったのか…
多分、両方なんだろうな;(苦笑)
カエデ「ん。
あれ?
イリーナ先生、サイズシールつけっぱだ」
そう指さされて、気が付いた。
カルマ「安物慣れしてないねえ」
カエデ「そっと言ったげる?」
渚「僕が取るよ」立ち上がる
そう言いながら、殺せんせーのいる職員室に向かった。
その道中で、さりげなく…
波長を、同じにして……
さっ!(気付かれず、シールを取る)
『!!』
サイズシールを取って、くしゃくしゃにしていた。
殺せんせー「君で最後ですね。
さあ、君の進路を教えて下さい!渚くん?」
渚「先生…
たぶん僕には、人を殺す才能があります。
いずれ、死神と同じことができるようになると思う。
大した才能もない僕には
この先、これ以上望めないような才能…」
殺せんせー「ふむ」
渚「殺せんせー…
僕は…殺し屋になるべきでしょうか?
僕の進む道を、教えて下さい」
殺せんせー「君ほどの聡明な生徒だ。
今の質問、殺し屋になるリスクや非常識も考慮した上だと思います。
渚君、君に暗殺の才能があることに疑う余地はありません。
たとえ相手が怪物でも、暴力教師でも、天才的殺し屋でも…
君は臆することなく、攻撃に入る勇気がある。
優れた殺し屋には、欠かせない才能でしょう。
でもね、渚くん…
君の勇気は、自棄をはらんでいます」
渚「!」
殺せんせー「僕ごときどうなっても別にいいと
君自身の安全や尊厳をどこか軽く考えている。
君の才能は、何のために使うべきか
誰のために使いたいか、もう一度見詰め直しなさい。
その後で、もう一度相談しましょう」
その上でも殺し屋になる場合、全力でサポートしてくれるらしい。