第13章 進路の時間
そして銃を出し、撃ち抜く。
二丁を各々手に持って
対せんせー物質を張り付けた二対の片手拳銃を用いて
銃身ごと殴りつけるようにナイフと同じ振りで攻撃を繰り出しつつ、撃ち続ける。
走りながら低い姿勢から近寄って撃ち続け
両手を押さえられて上に向けられても
即座に逆に下半身を入れ込み
左足の裏で払うように右回し蹴りを入れて足払いをしようとしたり
それを後ろへ突き飛ばしながら避けられても
即座にその回転の勢いを利用し、右足の裏で下から上へ蹴り上げようとし
避けられてもなお、それを利用しながら両手で逆立ちして後ろへ跳び上がって着地。
その時、空中で再び構えており
着地まででも、視覚から銃による攻撃をし続けていた。
烏間「うん。
やはり熟練し切った動き。
俺にとって理想、模範的な動きだ(微笑」
『すっごい嬉しそう…;(汗』
それから後、弾切れになったそれらを腰に戻し
左手にナイフ、胸元に手を入れて同じように
対せんせー物質のナイフを細切れにしてはっつけた銃を右手で取り出し、各々構える。
銃とナイフを構えながら、撃ちながらも攻撃
死角を交えながら、続けており…
その間に、気付けば床はBB弾で一杯になっており
ぱぁん!
殺せんせー「にゅ!?(真っ青&汗」
気付けば足場がなくなっていた。
さらに間合いを詰めて
左手のナイフと同時に右手の銃で撃ち
対せんせーナイフもまた落っことしており、それを左足で蹴り上げながら攻撃。
それをたまらず
攻撃を受けつつも、脱皮で何とかしのぐも
ダメージは避けられなかった。
床に散った弾を利用して全方位攻撃。
当たらないように撃った。
そして足元には、50発分のBB弾と対せんせーナイフ。
ケイト「にや)動きを束縛するにはそれで十分だろ!」
その直後、後ろへ宙返りしながら
壁に両足を付けた瞬間に全力で蹴り、左手のナイフで切り裂く。
胸を切り裂いたが、浅かった。
渚「あ!」
カエデ「弱点の心臓、もう少しなのに!」
カルマ「惜しいね。
でも、決定打にかけている」
烏間「それになれるかどうか
君たちにかかっている、ということか(腕組み&頷く」
結果的に、液化を使って小さくなり
なおかつ、マッハ20の勢いを僕等に初めて見せ
今までに見たことのないような速度で、逃げてった;