第13章 進路の時間
ケイト「……はあ;(溜息」
渚「…えっと;
前の時のタイマン勝負、すっごかったよ?^^;」
Davieが来るよりも前
もしも、殺せんせーが魔王で
勇者の学校だったらという話をして、盛り上がっていた際…
殺せんせー「ケイトさんなら
接しているもの全て、ありとあらゆる能力がフルカンストになってしまうバグです!」
ケイト「んなわけあるか!!;」
カルマ「エネルギー操作とか?」
カエデ「どうせだったら
エネルギーはエネルギーでも世界とか?^^(わくわく」
渚「あり得そうだよね^^;」
殺せんせー「どうせならそれで覗きを(にやにや&ピンク」
ケイト「よしわかった!
一回大人しく暗殺されろい!!・・(くわっ!」
それから、有無も言わさずに
教室でタイマン勝負することになった。
ケイトちゃんは、左手にもったナイフを右から左に振り抜き
それを殺せんせーが後ろへ避け
それを追いかけながら、右手からもナイフを取り出して構え
左手のナイフを左から右へ振り、避けられると同時に右手ので右から左へ振る。
避けられると同時に右手のを空ぶった勢いを利用して肘打ち
殺せんせー「なるほど、息つく間もない連続攻撃ですか」
触手でその肘を掴む中
肘を軸にして、引き寄せるようにしながら
ケイトちゃんから見て、左回転するようにして右ひざを叩きこむ。
それを利用しながら
その時の体の出し方によって死角になっている足元へ
同じく、死角となった左手にもったナイフで直接足を飛ばす。
殺せんせー「にゅやっ!?;」
前方にあった3本を叩き切ったが、まだ回転の勢いを止めず
左足の裏で蹴り飛ばそうとする中、それを押さえようとした触手が破裂。
咄嗟に後ろへと距離を取る殺せんせーだったが
足元にあるナイフの細切れにしたものによって、さらに触手が破裂。
カエデ「足の裏に対せんせーナイフ!?;」
カルマ「なるほど。考えたねえ。あそこなら見られ辛い。
しかも足音に違いが生じないように、わざわざ中抜きして…
俺も真似してみようかなあ(にやにや(悪魔笑い」
渚「あはは^^;」
僕等の目は、そのケイトちゃんと
殺せんせーとの戦いに、くぎ付けになっていた。