第12章 手紙の時間
ケイト「主護霊もいない!
魂はあっても!オーラはあっても!!
生きてる人に共通するのはないじゃんか!!!」
Davie「……ごめん、言いにくくって」
ケイト「もう嫌だよ!!
また失うなんて、死んでも嫌だ!!(ぎゅう!!)
お願いだから…消えるなっ;(震&涙」
そんな中、見えたのは…
薄れていく、Davieの姿だった。
そんなケイトちゃんを、Davieは抱き締めながらも
いつ、消えてしまってもおかしくないそれは…
とても、弱々しく見えた。
ケイト「消えるな!;Daviee;;」
中村「そうよ!
幸せを望んでるっていっといて
あんたが消えたら幸せもくそもないでしょ!?」
片岡「そう思うなら消えないでよ!!」
Davie「本当に、よかった。
ケイトのことを、そんなに思ってくれる人ができたから(微笑」
そう、頬を優しく撫でて言葉を紡ぎ出した。
Davie「…大丈夫。
いつでも、見守っているから^^」
ケイト「!!
ダメだ!!話せなきゃやだ!!;(首を横に振る&涙」
Davie「…大丈夫。いつでも話せるよ^^」
そう言いながら、Davieは光と解けていって…
ケイト「Davie!;(姿が、薄れて!;」
Davie「I love you forever, Kate^^」
ケイト「DavieDavieeeee!!!!!」
涙ながらに叫ぶケイトちゃんは、とても痛々しくて…
跪きながら、光の粒と化したそれを抱き締め続けていた……
その後の授業は…
全部、放心し切っているように見えて
ケイトちゃんは、どんなことをしても何の応答も示さなかった。
休み時間、NBA並にDavieとバスケで戦っていた。
体育で、一緒に凄い息の合ったプレイをしていた。
『神様』というコードネームで再び呼ばれ
『いたずら小僧』というコードネームで呼んでいた。
…どれも、とても楽しそうに見えていた。
なのに…
こんなに早く、消えてしまうなんて
誰も思わなかったんだ。
当たり前と思ってた認識も
たった一日の日常も、あっという間に消えていった。
かのように、見えた。