第12章 手紙の時間
Davie「It tickles.(苦笑」くすぐったいよ
Kate「整形の跡もない!
オーラも!
一緒に居た時に感じていた魂も同じ!!
…ってことは(震)
…っ;;(涙が滲んでいく)
……Really?(震&涙」
Davie「Of cource!^^b(ぐっ」
Kate「Davie!!」
両目から涙を零しながら、Davieに飛びついた。
どさっ!!
Davie「What's wrong!;」
仮死状態だったそうで、つい一週間前まで昏睡状態だったらしい。
手紙を出す事に決めたのは、目を覚ました後だった。
そして届く頃には、きっと…
目を覚ましたDavieが、私に会いに来てるだろうと踏んでのことだったそうで……
ケイト「うあああああああああああ;;」
仰向けに地面に倒れたDavieを抱き締めたまま
私は、泣いて泣いて泣き続けていた。
Davie「Kate(微笑&背中を撫でる」
しがみ付いたまま泣き続ける私の背を
Davieは、優しく撫で続けてくれた。
胸が締め付けられるような想いと一緒に
ただただ、もう離したくないという願いと共に
必死にしがみ付く私を、そっと両腕で抱き締めながら…
Davieはというと、私を庇って頭を撃たれてから
あれからも、私のことが心配で心配で…
魂だけ別の状態になって、ずっと見守っててくれたらしい。
薄々感じ取っていたのは
やはり、Davieの生霊なのだと解った。
それで、死神との決着がついた後
私が話した言葉で、今までにないぐらい安心したそうで…
その時…
気がゆるんで、アメリカに居る体に戻ったらしい……
Davie「あれから…
ずっと、護りたいって気持ちが強過ぎて
気が付いたら、ケイトから離れられなくなっていたんだ。
でも
普通の霊じゃないから、ケイトには見えないようで…
けれど、感じ取れてたみたいだね(微笑)
それで
あの言葉を聴いてから、安心して…
気付いたら、アメリカの病室に居たんだ。
実を言うとね…」
そう言いながら、そっと私の耳元に手を当てて
こそこそと言いだした。
それに驚いて
目を見開いて顔を向ける私に、ふっとDavieは笑った。
『もう、大丈夫だよ(微笑』
そう言ってるように聞こえた。