第11章 Davie(デイビィ)の時間
私の頭を優しく撫でながら、微笑みかけて言ってくれた。
ソフィア「それに…
何より、一緒に笑い合いたいから^^
だから、嫌いなら無理に勧めない(微笑」
ケイト「!…Mom」
ソフィア「さあ?どうしたい?(微笑)
私なら、何でも付き合うわよ!^^♪
ケイトがいるだけで
一緒に何かをしているだけで
私は嬉しいし、楽しい(微笑)
何より、幸せだから…^^//(キラキラ」
その言葉に、私は…
ケイト「大好き!^^
だから、何があっても絶対続ける!!(ぐっ!」
バスケで、たとえ何回失敗したとしても
楽しくて、どうしようもなくなっていったんだ。
そして、解った。
バスケが、母親との繋がりであると同時に
Davieとも結び付けてくれた。
掛け替えのない、大切なものなのだと…
そして、父親との格闘術も同様に
私だけでなく、Davieまでをも護ってくれた。
じっちゃんとの囲碁も、頭の回転に
ばっちゃんとの霊感も、風月流弐式という自然との同調に
家族と過ごした日々も、それを繋いでくれた愛も
人を大事に想う、愛し合う『絆』の尊さに…
全て、繋がっていた。
そんな、途方もない何かを感じ取っていた…
そして……
バスケットボールを見つめながら、額をボールにぶつける。
涙を流しながら、そっと優しく…
やっと、向き合うことができた。
そして、私は決めた。
ばぁん!!
ケイト「Grampa!!」
バスケットボールを片手に
爺ちゃんと婆ちゃんの部屋に突っ込んでいった。
一週間ぶりに、自室の外へ出て
その部屋の扉を開けると同時に、私は叫んだ。
Grampa「What?;」
ケイト「今から、私を鍛え上げて下さい!!(土下座」
Grampa「!」
ケイト「スポーツとしてなら母親から教わった!
でも、今度はそんな生半可なものじゃなくていい!!
NBAに入るため!
私を鍛え上げて下さい!!
どれだけぼろぼろになろうと止まらずに!!!
一生ずっと!!!!」
土下座して、頭を下げてから
頭をあげて、腹の底から叫んだ。
ただただ、必死だった。
『無駄になんて、させてたまるか。
あの約束を、あの一年を…
なかったことにさせて、たまるものか!』と