第2章 シルバーウィークの時間
そう笑い合う中…
カルマ「渚くん、ケイトから離れてくんない?」
渚「え、えっと;抱き返されてて動けない;」
カエデ「え?この体制のまま寝るの?;」
ケイトちゃんに向き合って抱き締めている状況で寝ることになったけれど…
ケイト「…?
カルマ~(ごろん」
ぎゅぅ~っとカルマくんを抱き締めて、眠り出した。
カルマ「!!;
ちょっ!理性もたない!」
ケイト「大好き(ぼそぼそ」
そのまま、ケイトちゃんはむにゃむにゃと寝だした。
カエデ「仲良しだね^^;」
渚「うん^^;」
その時、それよりも僕の頭では違うことを思い出していた。
シルバーウィークよりも前
ケイト「…え?…あ」
何かに言われたかみたいに顔をあげて、殺せんせーを見つめていた。
殺せんせー「?どうしたんですか?ケイトさん」
ケイト「……殺せんせー。
さっき言ってた女の人なんだけど…
霊の声が聞こえるって、信じてくれる?
おかしいって、言わない?」
不安そうな、震えた声で言っていた。
もう、カルマくん以外のみんなが帰った教室で
二人きりで言っていたことだった。
殺せんせー「にゅ?…
信じますとも(微笑)
生徒を信じる、それこそ教師の役目です」
ケイト「!(ぱあ」
それにケイトちゃんは、嬉しそうに顔をほころばせた。
殺せんせー「それに…
あなたが嘘をつけないことは知っています。
もしつくとしても、相手のため…
今後のために、あなたが必死に考えた結果です。
だからケイトさん
どうか、自信を持って言って下さい。
私は、あなたの言うことを信じます^^
私は…あなたの先生ですから(にっこり」
嬉しそうに、誇らしげに言う先生はとても嬉しそうで…
それにケイトちゃんは、言葉を放った。
ケイト「微笑)…
あのね、女の人が笑ってるんだ。雪村先生。
その言葉を聴いて、嬉しそうに…
色んな言葉がある、気持ちも色々……
でも、今一番伝えたい言葉は何だろうなって思ったら…教えてくれた。
「ありがとう//(微笑」って。
雪村先生…大好きだって^^//
なんか、嬉しいな。
殺せんせーのこと、そういう風に言ってくれるの^^//(頭をかく」
それを聴いた殺せんせーも
ケイトちゃんと一緒に、とっても嬉しそうな顔をしていた。