• テキストサイズ

非日常パラダイス・第二部【暗殺教室】

第10章 死神の時間




その人の本質を、ぶつかり合うことで見極めようとする人。

悪く言われたから、嫌なことをされたから悪い人だと思う人。


何を大事にするか

何を念頭に置くかで、『人』という在り方は変わっていく。



でも、憎しみを抱きそうになった。

そりゃ嫌なことをされれば腹も立つし
その割に自分を顧みない人の場合は、もっと苛立つ。


けれど、その人自身のことは何も知らない。

それで悪いだなんだと言えば、その人と同じになる。


薄っぺらい部分見て、全部知った気になって語れば…

それこそ、その語った相手に嫌な思いをさせるのは
もう既に、身をもって知っている。



だから、絶対にしない。


一部分だけ見て、決めつけるのも

人自体を、憎むのも。



だから…

また、もう一度誓うよ。



今度は、誰かのためだけじゃない。



自分のことも、相手のことも…

全部…


ちゃんと考えた上で、前に進むよ。



それで、その上で…

自分のしたいことを見つけて、将来に叶える。


そんでもって…

笑っていられれば、きっと…笑ってくれるよね?



じっちゃん…

ばっちゃん……


考えるきっかけ、与えてくれてありがとう。



たくさん…

(和室で
「じっちゃーん!囲碁教えてー!」

「2歳には早いわ!」
「けちんぼー!(ぶーぶー」)


たくさん……

(居間の二人掛けのソファーで
「ずっと愛してるよ^^(ぎゅっ」抱き締める
「私の方が愛してる~^^♪(すりすり」頬ずり

「ふんっ。わしの方が愛しとるわ!(腕組&ぷんっ」
一人掛けのソファーの上で、頬を膨らませながら顔逸らしてる。

「じっちゃん嫉妬しとる(微笑」
「ほんまやねえ^^」
「違うわ!(ぷんぷん」

「くすくす)唇とんがってるのにねえ?ケイト」
『ね~!^^』
「じゃかまし!//(ぷりぷり」)



……(微笑)


本当に…

本当に、ありがとう(涙&微笑)




そう思う中…


想い出の中のじっちゃんとばっちゃんが

なおさらに、ひときわ嬉しそうに輝いて笑ってるように見えた。

/ 440ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp