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非日常パラダイス・第二部【暗殺教室】

第10章 死神の時間




祖母『大丈夫。

今はもう、ちゃんと見てくれとる。


全部、ぶつければいい。

ぶつけたくなかったもんも、全部…



届かせたくても、護りたくても…

それは、自分を護ることにはならなかった。


それでも、護りたかったんやろ?

その周囲の笑顔を…



そのために、決めたんだろ?

そのために、そう進んできた。


たった一人で、理解者もいないまま…』


ケイト「っ」

祖父『解るわけない。

誰も、話されなきゃわからん。


でものお、わしは…ずっと見てきた。

ずっとずっと、必死に耐えて耐えて耐え抜いて…



どんなこと言われても、どんなことされても…

それでも、大事に想い続けてきた。


それを壊さないよう、必死にぶつけまいと頑張ってきた。



誰にもできることやない!

自身持ってええ。


お前のことを望む奴は、ここにおる^^(ぽんぽん』



ケイト「!!(じわっ)

っ;;(ぼろぼろっ)」


祖父『他にも、望んでくれる人がおるやろ。

居てくれることも、理解しとる人も…


皆、待っとるで。

お前が、心を開くのを…



あっちではいなくても、そんなもん関係あらへん。

ここにおる。
それだけでええやろ?(微笑』

ケイト「…ああ(微笑」


じっちゃん、私は…

ケイト「最高の仲間に会えたよ^^」



祖父『ああ(微笑&頷く』

祖母『ずっと、見とったよ^^』


祖父『これからも、ずっと見守っとる。

あの世でも、いっぱい付きおうたる。



だから…もう、心配せんでええ。

わしらのこと考えて、怒って泣いて…いっぱいあったやろ。


でもなあ、わしはそれよりも…

幸せになって欲しいんじゃ(微笑&頭を撫でる』


ぽんぽんっ…



祖父母『届いとるか?^^』

ケイト「…うん(涙&頷く」


祖母『お前も、同じなんやろ?

ちゃんと、解っとるで?』

ケイト「うん!;」


祖父母『幸せになりや^^』

ケイト「あんたもなっ!!!」


祖父『両目を瞑りながら、歯を食いしばって

拳を握り締めながら、震えとる。


何や…変わらんなあ^^


無茶するとこ、ホンマによう似とるわ(微笑』


おそらくそれは…

父のことなんだろうと、解った。

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