第10章 死神の時間
死神「いいね。そうこなくっちゃ!(微笑」
爆発と煙幕の中、いなくなったE組に対し
死神は嬉しそうに微笑んでいた。
そんな中、僕等は
閉じ込められた場所から離れるように動いていた。
磯貝「さて、ここからが正念場だ」
死神『聞こえるかな、E組の皆。
実はね
君たちが逃げて、とても嬉しかったよ。
未知の大物の前の肩慣らしだ。期待してるよ』
速水「まるで、ゲーム感覚」
渚(鷹岡先生のような単純な執念じゃない。
死神の顔が見えない…)
そう思う中、僕等は二手に分かれることに…
なるはずだったんだけど;
ケイト「じゃあ再び会った時にさあ…
マイスイートハート(キラキラ&微笑」顎を持ち上げる
渚「え!!!!??・・//(ぼぉん!!」
『しー!!;』
その言葉に、一気にゆでだこになった;
ケイト「ってのを合言葉にしない?(にやにや」
渚「絶対ダメ!・・////」
カエデ「渚がウェディングドレスで
ケイトちゃんがタキシードか…
見てみたいかも(にや」
カルマ「そうだねえ。
俺のものに手を出した罪は重いってことで、出たら覚悟しててもらおうか^^♪」
渚「何するつもり!?;」
ぱぁん!(手を叩く)
その直後、ケイトちゃんの手拍子が一瞬響いた。
ケイト「よぉ~し。
いい具合に空気がほぐれた所で分かれよっか」
渚「そもそも発端はケイトちゃんじゃ!?;」
カルマ「っていうより、麻酔の影響でてないの?
注射器で刺されてたでしょ?首」
そう、首の右後ろを指さした。
ケイト「そうだね。
でも一応、悪影響は出てない。
でも…
あの眠らせた時、縛って連れ出せば終わりだったのに
何でしなかったのかねえ。
ってのが気になるんだけど。
あと29等分じゃなく28等分。
多分、私は殺す気かな?はっはっはっ^^」
『笑い事じゃないでしょ!;』
渚「冗談にならないよ!!・・;」
でも、次の瞬間
一瞬で、その笑みが真剣な表情と眼差しに変わった。
ケイト「真剣)…救(たす)けるぞ」
『おう!』
こうして僕等は、ビッチ先生を救け出す班と
死神を相手に倒す班に分かれた。