第9章 ビフォーアフターの時間
ケイト「ホント、空回りしてた頃とは大違い」
カルマ「なんか言った?」
しみじみと一つ息を零しながら言うと
じろっとカルマは睨むような目をして尋ねてきた。
ケイト「いーや、何もお?(にやにや」
カルマ「このっ!」
ケイト「あっはっはっ^^」
やっぱり聞こえていて
微笑みながら、肘で小突いてくるカルマに
私も笑っていた。
いつも通り、こうやってぶつかっていられる。
それが嬉しくて…
ケイト「私もさ」
カルマ「ん?
ケイト「生きてる限り、いっぱい空回りすると思うから…
その時はよろしくな^^」
カルマ「体中の骨をバキバキに折って引きずり戻すよ・・(ギラン」
ケイト「全身の骨折るの・・!!?;」
カルマ「さっきやってきた嫌味のお礼^^♪」
ケイト「意地悪!!;」
カルマ「それごと惚れたくせにぃ~?(にやにや」
ケイト「むっ)だったら私も負けないぜ!
放送室に忍び込んで、厭味ったらしく
一学期期末の件を全身全霊をもって叫んでやらあ!!(悪魔笑い&ぐっ!」
カルマ「やってみればあ?
やったらその途端に
その晩はディープキスで窒息死確定だから(悪魔笑い)
起きても起きても何度でも静めてやるよ(にたにた」
ケイト「意地悪」
カルマ「バカ」
ケイト「さいってー!!」
カルマ「どっちがあ?(にたにた」
渚「ほ…フォローで合ってるのかな?;)・・;」
そうぎゃいぎゃい盛り上がりながら帰る中…
それを聴いていた全員が、額に冷や汗を浮かべていた;
そして渚は内心、複雑な心境になっていたそうな…;
それから後…
磯貝「ご迷惑を掛けてすいませんでした。烏間先生」
烏間「これも仕事だ。
気にしなくていい。
君たちはどうだ?
今回の事から何か学べたか?」
渚「自分のお金や、成績の為じゃない。
身に付けた力は
他人の為にも使えるんだって、思い出しました。
殺す力を身につければ、地球を救える。
学力を身につければ、誰かを助けられる」
岡島「もう下手な使い方はしないっす(微笑」
前原「気を付けるよ、色々(微笑」
烏間&ビッチ『ふっ(微笑』
その答えに
烏間先生とビッチ先生は、嬉しそうに笑っていた。