第9章 ビフォーアフターの時間
狂ったような笑みも、感情も
その長年の時で身につけられた、偽りの幸せなんていらない。
それがなきゃ死んでいたから
それから護るためにも
殺人者にしないためにも、それらを身につけてしまってた(苦笑)
でも、もうそんなものにとらわれなくていいんだ。
居たい場所に居て、望んでいいって解ったから…^^」
カルマ「…
狂ったみたいに笑って叫び出すから、何かと思ったよ(溜息&苦笑)
心配した(ぎゅう」
そう、木を背に抱き締めてくれた。
ケイト「…
ありがとう(微笑)
また、何度でも想い出す事になる。
これから、生きている限りずっと…
それを見越した上で
それにとらわれる必要なんてない。
今は、そういった時じゃない。
もう、大丈夫だって
伝えようとしてくれたんだろ?(すり」
カルマ「俺が支えるからね(微笑&すりすり」
軽く胸に顔を押し付けて頬ずりすると
今度はカルマが、私の頬に頬を当てて
優しく微笑みながら、頬ずりをしてくれた。
愛おしいという想いが、肌を通して伝わってきたように感じた。
そんな中、一つだけはっきりとしたものがあった。
ケイト「…そっか。
父上も母上も…
じっちゃんもばっちゃんも、私が私であることを望むか。
なら…しょうがない。
生きてやっか^^♪へへw」
カルマ「嬉しそうに、肩を震わせて笑ってる)
俺ができるのは、ここまでぐらいかな(目を伏せて笑う&ぼそ」
ケイト「?なんか言ったか?」
カルマ「ううん。何も^^♪」
その後…
それらの光景は紙芝居として語られたらしく……
『いじめ=誰も幸せにならない』という結論が定着した。
カエデ「気に食わないからって
何でもやっていいってことにはなりません!
解った?」
『解ったー(挙手』
さくら「当たり前じゃない、こんなこと(溜息&腕組み」
ケイト「っていうか人を題材にすんな!!;」
カエデ「だって被害者じゃない」
『うんうん(二度頷く』
ケイト「ガーン!!)・・;」
何で、こういう時に限って一致団結してんだろう;
こいつらは・・;
しかもカエデまで一緒になって!!;(←それが一番ショック)