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非日常パラダイス・第二部【暗殺教室】

第9章 ビフォーアフターの時間




すぐ自転車を止めて、後ろにいる岡島を見やると

岡島は未だ、受け身を取って着地してからそのままで…


地面に跪いたままだった。


木村「大丈夫か!?;」

思わず駆け寄って尋ねる木村に

私も気になって聴こうと木から降りたのだが


岡島「受け身が取れる体制になるように、力加減も完璧(ぶつぶつ」
木村「え?;」

岡島「地面に落ちる速度も、タイミングも…
全て計算した上で、絶妙な力加減で痛みもないようにしていた!

…やっぱりケイトも一緒に行こうって誘うべきだったああああああああ!!!;(ぐああああああ」
ケイト「いきなりどした!?;」

そう尋ねた後…

その答えが解ったのは、放課後になった時だった。


放課後…

わかばパークに行くこととなった。


狭間「まったく(溜息)

何で私ら無関係の生徒まで連帯責任かねえ」

寺坂「めんぼくねえ;」
狭間「すっごい噛み付かれてるわよ」


原「私たちも、もっちりとビンタされたよ^^

全員平等に扱わないと、不公平になるからって」

岡島「ごめんよ;」

神崎「気にしないで。

先に怪我とか予測できなかったこっちも悪いし」


なんでも


昨日、私とカルマはすぐ帰ったんだけど

岡島たちが帰りにフリーランニングをしていて怪我をさせたそうで…


その再現として、早朝に試してみたとのことだった。


で、結局…

ケイト「はっはっはっはっはっ!^^
子供お手玉参加したい奴はいるかー?」
『きゃー!!^^♪』

『はーい!!!(キラキラ&微笑&挙手』

狭間「あっという間に心つかんでるわね;」

原「っていうか軽々と放り投げる腕力って;」

カルマ「それだけじゃないと思うよ?」

『へ?』


カルマ「受け止める際も
床に対して負担を軽くするために

体重がかかり過ぎないように
そっとなだらかな変化になるように計算してるみたいだし。


こうやって回転させる時にだって
渡らせるぐらいにして、違和感を全く感じないようにしてるし。


こんな行動一つ一つに、巧みを感じるよねえ。ほんと(溜息&微笑」

しみじみと言うカルマに、全員は感嘆したようで…;


まあ、やってること自体の説明については合ってるんだけど^^;

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