第8章 リーダーの時間
浅野「かかったな(にや」
そう浅野君が笑う中、五人組二つが
進撃して行こうとする6人に向けて、戻り出した。
「あーっと!
E組を追って防御に戻る!!」
岡島「あ!攻撃はフェイクかよ!?」
そこに立ちはだかったのは…
外国人&A組『へっへっへっへっ』
烏間「まるで詰将棋だ。
守備陣があれだけ完璧に押さえたのに
戦況はどんどん不利になる一方だ」
殺せんせー「にゅるっふふふふふふ」
絶体絶命のピンチに見える現状に、烏間先生が言いだしていた。
烏間「こちらはどうする?
彼らが負傷するのは、防衛省としても避けたいぞ(腕組み」
殺せんせー「ぬるっふっふっふっふっ。
大丈夫ですよ。
社会科の勉強がてら、助言しました」
殺せんせー「2倍の敵を打ち破った好例としては
先生は、カルタゴのハンニバルなんか好きですねぇ」
磯貝「ああ!古代ローマを苦しめた」
殺せんせー「道なき道を進軍して
敵が警戒していない場所に、突如戦場を出現させる。
防御を工夫し、秘密兵器を投入させる」
ケイト「いっそのことなら作戦全部を常識外れにしたら?
考えが及ぶものなら、すぐに答えや対策を出しやすい。
でも、それが考え出し辛ければ辛い程
予想外であればあるほど、虚を突かれて動きは鈍る。
そうすればあっという間だ(にや&キラン」
殺せんせー「そう!!;
作戦の全てに常識外れを交ぜなさい!
彼等なら、君の描く様々な奇策を実行できます。
というか、何でケイトさんが言うんですか!;」
ケイト「だっていつもやってることだし。
殺せんせーだっていつも引っかかってるじゃん」
殺せんせー「予想外過ぎて体がついて行かないんです!!++」
ケイト「それでいつも逃げてるしさあ。
そろそろまともに勝負しない?」
殺せんせー「お断りします!!絶対負けますから!!;」
ケイト「なんなら
殺せんせーの逃げ方とかも参考に作戦名つけたら?
音速とか粘液とか
A組には絶対に分からないようにさ^^」
磯貝「ありがとう^^;
頑張って考えてみるよ(微笑」
ケイトちゃんがそう提案する中
殺せんせーがいつもの如く
粘液の状態で、音速で飛び回って逃げる光景が一瞬浮かんだ;(苦笑)