第8章 リーダーの時間
そんな時だった。
矢田「私にも見せ…て……」
一瞬で表情がこわばって、固まった。
渚(沈黙が痛い…;)
そんな中、目に入った写真は…
小さな細い触手が、胸や足に絡んでる姿なわけで……;
『………』
殺せんせー「私こんなことやってませんよ!!??;
そんなゲスを見る目で見ないで!!!;(汗」
ケイト「確かにされてなかったね(淡々」
渚「・・;」
カエデ「そ、それならいいんだけどね^^;(ちらっ」
そうしてカルマくんを見ると…
しらんぷりをしていた;
でもって
写真を欲しがる人に振っていた拳を握って構えたままだった;
まあ、実際のところ勝負はというと…
文化交流を目的に留学生がA組に参戦していたわけで;
誰の目にも、圧倒的に不利なのは明らかだった。
それから、僕等は…
小山「おい、勝つ気あるのかE組?
攻める奴が一人もいないぞ!!」
初期陣形として練習していた、
殺せんせーの最終防御形態…
つまり、全員での防御に回っていた。
磯貝(攻めてこい、浅野!)
浅野「誘い出そうというわけか…甘いな)
Offence team, Plan F!(微笑」
(コマンド部隊、コマンドF!)
アメリカ人「Roger!」
その言葉に、4人の集団が走ってきた。
浅野(僕らの目的は棒を倒すことじゃない。
お前ら全員を確実に…つぶすことだ)
そんな思惑をよそに
僕等は、作戦というか役割分担通りに待ち構えていたわけで
吉田「くそが!!」
村松「無抵抗でやられっかよ!!」
二人がかりでアメリカ人の留学生に襲い掛かったけど
難無く突き飛ばされて
動きが止まった所を、吹き飛ばされた。
アナウンス「まず二人ー!!
客席までふっ飛ばしたああ!!」
それに
E組の女子たち(ケイトちゃん除く)が驚きに包まれる中
カエデ「やばいよ!殺せんせー!!
どんなに頑張っても
一人ずつ吹っ飛ばされたら意味ないよ!!」
そう茅野が叫ぶ中
留学生が僕らの前に現れて、しゃべり出した。