第8章 リーダーの時間
私は私で、障害物競走だから別段特に何もない。
といっても…
障害とは、ただの物質などではなくて……
また、毎年の恒例行事としてやるんだろうなあ…
憂鬱な気分のまま、時は過ぎていき…
(多少はセキの純粋っぷりに笑えていたが)
あっという間に、体育祭当日に。
ぱぁーん!!
最初は徒競走…
50m走で一位に輝いたのは……
殺せんせー「キャーカッコいいー!木村クーン!!
そう!
もうちょっと笑いながら走って!!
そう!!ジャスティース!!^^」
殺せんせーの弱点、27
他人なのに親バカ
パシャパシャ写真撮りまくる中、木村くんが一位となった。
そして、ケイトちゃんもまた同様に一位だった。
ケイト「いよぉし!!(ぐっ!」
『流石あ!!』
キャーキャーうるさく感じるかもしれないが…
E組は差別されがちなのに対し、ケイトちゃんだけは別だったのは
ここでも変わらなかった^^;
パン食い競争
原「はっはっはっ。
(かっ!!)
ごっくん
飲み物よ、パンは(微笑」
『かっけえ!!』
殺せんせー「うんうん(微笑)
暗殺で伸ばした基礎体力、バランス力、
動体視力や距離感は、非日常的な競技で発揮される」
「なんだあのチビ!縄抜けめっちゃはえぇ!!」
「体に抵抗がないからだ!!」
ケイト「かっこいいぞカエデー!^^(ぶんぶん」
「はい、位置について!;」
ケイト「はいはーい」
そんな中、障害物競走が始まって…
渚「ってまた空手部や柔道部が障害物!!??・・;」
カルマ「毎年の恒例行事だよねえw
俺、よく見てた。
近くで見たいから参戦してた時だってあったし^^」
渚「えええ!!??・・;」
空手部や柔道部や…
格闘同好会や剣道部までもが障害物として参戦していて…
全て避けたり凌いだりかわし続けながら
不安定な足場のコースを悠々と走り抜けて
堂々たる、歴代最短記録で幕を下ろした。
殺せんせー「対人戦闘におけるスキルも
ますます磨きがかかってますねえw
キャーカッコいいいいいいい!!^^」パシャパシャ×無限大
烏間「ぜひスカウトしたいな(キラン」
ビッチ「殺し屋も真っ青レベルね;」
その異端さは、言うまでもなかった;(たらーり)