第8章 リーダーの時間
ケイト「その前日に好きな食べ物っていうか
食べたいものを伝えたんだが、それが八宝菜だった。
でも、それで入れてくるわけないし
届ける人間違えたのかな?と思って、職員室に届けたけど」
『真面目過ぎ!!;』
ケイト「誰かにあげた方がよかったのかなあ…;(う~ん」
渚「そんなに気にしなくていいと思うよ^^;」
カエデ「二度頷く)うんうん^^;」
そんな中、その本校舎というつながりからか
余計な事まで思い出し始めていた;
ケイト「最初の時
ちゃんと先生に言っていたのに通じてなくて
それが信じられなくて、整理もつかなくて
ついつい何度も『あれ?;言ってたよね?;』って隣の人に聴いちまったし。
『言ってたのに』って後々愚痴ったりもしちゃって;
そういえば、あの時逆の立場から考えれば
『うん』以外言いようがないじゃんかあ!;
何相手困らせるようなことしてんだ自分!!;(頭抱え」
『落ち着いて!;』
ケイト「謝るの忘れてた!!;
しかも何日所か何か月も経ってる!;
やっぱり
私なんて死んだ方が一番手間暇かからないじゃん;
いじめっ子たちの言うとおり死んでさえいれば;
自分が居たら、誰もが不幸になる;(ずぅーん&ぶつぶつ」
『そんな目に遭い続けてたらそうなるどころか死ぬわ!;』
渚「えっと…
でも、いいこともあったでしょ?(苦笑」
ケイト「頷く)うん。
お前らに会えてよかった;
このネガティブを多少はマシにしないと周りまで辛く;」
渚「気にしなくていいよ^^;
ケイトちゃんの場合、相手の気持ちとか
いろいろ考え過ぎて空回りしちゃうところあるし
空回りやドジなんて結構あるでしょ?」
ケイト「うん;」
カエデ「そうそう!誰でもあるんだから!^^」
前原「トラウマが多いな;(苦笑」
片岡「そりゃまあ…特別な事情があるから(苦笑」
岡島「純朴だよなあ(にやにや」
ケイト「ありがとう^^;」
『イケメンというより純粋だ(ぼそ』
そういい合う中、ケイトちゃんの携帯が鳴り出した。