第7章 コードネームの時間
僕がやられてから…
カルマくんは即座に
抱き着いた状態からナイフを取り出して切ろうとしたけれど
ケイトちゃんの方が早く、銃で撃ち抜かれた。
実際の所、それまでの間に…
撃たれた銃弾を撃って、跳弾を起こして相手の動きを抑制。
と同時に、動きに制限がかかったことから読まれ
一瞬で倒しまくっていた。
けど、残っていた銃弾の数は一発。
ここぞという時に使おうと決めていたらしい。
こうして…
10分に渡る逃走劇に近い戦闘訓練は終わって
実際の戦闘においては、15秒ももたなかった。
烏間「弱っていても強いな;」
律「最強ですね!^^」
それを見ていた人たちにとっては
どうにもしようがなかったらしい。
全員で連携したとしても
逆にその連携を逆手にとって利用されることが、誰の目にも明らかだった。
そして…
たった一人で不敵に倒しまくったその姿から…
カエデ「『孤高の戦士』!(キラキラ」
前原「『殺戮兵器』!^^」
杉野「『忍者』!^^」
律「『対人戦闘特化型アサシン』!(キラン」
杉野「なんにしてもカッコよかったな!^^」
渚「う、うん^^;」
カルマ「へえ。
でも、それごとひっくるめて『俺のもの』ってことで(にや)
じゃあ、帰ろうか^^」ケイトの肩を軽く叩く
ケイト「うん^^
じゃあね、皆~(手を振る」
渚「うん!」
カエデ「またね!^^」
そう手を振り合った。
そんな風に
僕らなりに一生懸命な毎日が続いていたのだけれど…
僕等はエンドのE組…
いつまでも楽しい時間が続くわけがなかったんだ。