第7章 コードネームの時間
ケイト「キラキラネームかどうかは知らないけれど…
田んぼの中に恵まれる土
それによって、立派な稲穂をつけてもらいたいって考えてつけられた名前なんだって」
カルマ「大層な名前だよねえ」
渚「立派な名前だね」
カエデ「すっごいカッコいいと思うよ!^^
だって、アメリカでも使えるでしょ?(キラキラ」
片岡「なるほど。
その線もあったわね。
母方の祖父母がアメリカ人だったよね?(微笑」
ケイト「頷く)うん。
それに反対する者はいなかったんだけどさあ……」
『?』
そういいながらうつむくケイトちゃんに
僕等はただただ、疑問符を浮かべるばかりで…;
ケイト「今になって、想うんだ…
父方の祖父母も結構悲惨な末路だったからさあ。
うちの両親だって殺されたし、こっちも死にかけたし…
その前まで、その死に方やらで散々な目に遭い続けてさあ。
学校なんて、いじめられに行く場所で
誰も助けてくれる人も、味方も誰一人としていない…
はあ(溜息)
どちらかっていえば
苦難に恵まれて恵まれ過ぎても死ぬ事なく
それでも最後に立派な稲穂を付けろって
呪われた名前だったんじゃないのかって思いそうになってるんだよ、本当…
はあああああ(溜息&ずううううううん」
凄い黒いオーラもろ出しにして、両膝抱えてる!!・・;
渚「か!過去って
名前に固執するものじゃないと思うよ!!・・;」
カエデ「そうそう!;
名前で人生変わるんだったら、とっくに改名してるって!!・・;(あせあせ」
あれ?;
何で僕ら必死になってフォローに回ってるんだろう;
倉橋「そんなに背負い込むことないんじゃないのかな!!;」
片岡「そうそう!元気だしなって!!;」
狭間「呪い…いいわね(キラン&にや」顎に手を当てる
渚&カエデ『そこにつられないで!!・・;』
ツッコんでいる中…
カルマ「まあ、名前なんて親の気まぐれでつけられるもんでしょ(微笑」
そういいながら、ケイトちゃんの肩を優しく撫で
結果的に唇を奪って、正気と元気を取り戻させた;(苦笑)
木村「うん…」
殺せんせー「せんせーも、名前については不満があります!」
そんな時、殺せんせーが現れた。