第6章 紡ぐ時間
こんな時を、ずっと過ごせたらいいな…
そう思ったのは、俺だけじゃなかったみたいだった。
動物園に行った時だって、異常現象起こしてたし
ケイト「集めてもいい?(キラキラ」
狼の檻の前で、ケイトはいきなり言い出した。
カルマ「ん?いーけど何を?」
ケイト「あおおおおおおおん!!」
その直後、遠吠えを行って…
三度目あたりから、狼が何度も何度も応えだして…
最終的には…
狼&ケイト『あおおおおおおおおおおん!!!』
カルマ「~っ//~っ!!//ww」
パシャ!パシャー!!
最後はビデオ撮影しないと説明できないぐらいシンクロし合っていた。
周囲の人たちはイベントかって勘違いしてたけど…
ありえなさすぎwww(爆笑)
あの頃、本当に腹が痛くって死にそうになったw
それに関しては、今も現在進行形だけど…
楽しくて、どうしようもなかったんだ。
こうやって、バカげたことでも一緒に笑い合えることを…
カルマ「何やってんのw」
ケイト「あれぇ?;」
クレーンゲームでは
本来、一回につき一つずつ取れるはずなのに
三連で連なったぬいぐるみをつまみ上げたり…
カルマ「ラッキーにもほどあるしww」
ケイト「よし!!次はガンだ!!」
カルマ「シューティング?
やったことあるの?」
ケイト「ない!でもやりたい!!(くわっ!」
カルマ「あっはっはっ!^^
いいよ、ビシバシ指導してあげるw」
とても楽しくて、笑みが零れていった。
カルマ「ほら敵か人かちゃんと見極めてw」
ケイト「OK!ってまたやったあ゛あ゛あ゛あ゛!!;」
と思ったら、人に化けてた敵だったり
ケイト「なんとっ!」
カルマ「あっはっはっはっ!!^^
ラッキーにもほどがあり過ぎww」
ケイト「ちょっと!;笑い転げないで!!;
今ダウンしたら私たち負けるってばああああ!!!;(滝汗」
一緒に居るだけで、本当…
何よりも、楽しく感じられるんだ。
ケイト「ほらちゃんと見てえええ!!;」
汗流しながら画面を必死に指さして
それでも撃ちまくって、奇跡的にパーフェクトで倒せてるしww
何でかな…
一緒に居るだけで、なんかおかしくって
そのはずなのに……
こんな時を過ごせるだけで、幸せで…温かくて、どうしようもない気分になるのは…