第6章 紡ぐ時間
ケイト「うん。
密閉された空間で火災が生じた場合
不完全燃焼によって火の勢いが衰えるでしょ?
そうすると一酸化炭素ガスが溜まっていく。
その一酸化炭素は可燃性で
そこに空気を入れると、熱された一酸化炭素に
急速に酸素が取り込まれて結びつこうとする。
その時
二酸化炭素への化学反応が急激に進んで、爆発を引き起こす。
空間ごと、空気や火や風を無効化させて
そんな密閉空間に火が消えないよう、空気をちょくちょく入れて
太陽による、温かさと光だけを実現させたんだ。
それから大気の反射による空の創造。
他にも、夜になれば月が出てくるようにしている。
その際には温度がある程度冷たくなるように、中でも死期が存在しているらしい。
特殊な結界の割には、そこまで作り込んでるらしいな。
天候もあるし、風の流れも絶えず存在し続けている。
作物も田んぼもきちんと調整されてるし。
もう誰もいないのに…(ぼそ」
カルマ「随分作り込んでるんだね。
時代が時代だけに、不可能だって思ってたけど…
これなら、洞窟だけで暮らせてたって聞いてもおかしくないか(汗」
冷や汗流すほど凄い…んだよね。
それから後
結局の所は、私が生き延びる方法は見つからなかった。
それでゲームセンターに行くことにしたのだ、が…
ケイト「くぬっ!!」
カルマ「ははっ!抜かせないよ~(にやにや」
ケイト「こんちくしょう!!;」
カルマ「負けたら罰ゲームね~?・・(悪魔笑い」
ケイト(…しつけえわっ!!・・)
ぶちっ!
そう思う中、何かが切れた音がした。
ケイト「…」
うつむきながらも運転をやめない中
カルマ「ん?何?あきらめた?(にまにま」
ケイト「神風特攻隊いいいいいいいい!!!!(くわっ!!」
どごぉん!!
何度も何度もぶつかって、最下位争いに突入した。
カルマ「ちょっ!!反則!!;」
ケイト「知るか!!
かちゃあいいんだよかちゃあ!!
わあっはっはっはっはっは!!(黒笑」
カルマ「っぷw悪役笑いww」
ケイト「うえぇっへっへっへっへっ!!」
ごぉん!!
ケイト「痛い;(ぐすん」
カルマ「ぷっくっくっくっく^^//」
悪い笑みを浮かべていた私にチョップを食らわせ
肩を震わせながら笑い転げたことにより、運転不可能に陥り…
私が勝った!