第2章 シルバーウィークの時間
綺麗な沢から
隣に川がある、木陰で涼しい風が来る原っぱへ移動して
フリーランニングよりも先に、戦闘訓練の修業をしていた。
ケイト「そこは腰を落としながら
次の動きに繋げて、効率よくするんだ。
そうすれば、その前にしていた動きが生かされるから」
カエデ「なるほど!」
カルマ「流石、変な所で凝ってるw」
ケイト「それってどういう意味だよ==;」
渚「…(微笑」
実を言う所、四人で
この合宿になったのには、ある理由があった。
シルバーウィークの前日
その時もまた、少し落ち込んだ顔をしていて
それでも…
僕等に気を使ってか、いつものようにふるまっていた。
ケイト「ねえ、殺せんせー」
そんな放課後の時、一つの疑問が生じたのか質問をしに
教壇に居る殺せんせーに歩み寄っていた。
殺せんせー「にゅ?どうしましたか?」
ケイト「ちょっと質問。
…
いつも思ってたんだけど
隣にいる女性、誰?」
そう言いながら、殺せんせーの左隣を指さした。
殺せんせー「え!?」
それに殺せんせーはびくつきながら遠く離れようとして
ケイト「えっと…
なんか、ショート?の黒髪の可愛い人」
岡島「え!?どんなの!!?//(にやにや」
渚「いや、そこは喰いつくところじゃないんじゃ…;(苦笑」
岡島君はいつも通りだ;
それと比べて、ケイトちゃんは…
なぜか、何もない場所をぼーっと見てることが多くなったように感じる。
ケイト「…えっと、書いてみるね」
そう言いながら、一枚の紙に書きだした。
殺せんせー「ぬるっふっふっふっ。
せんせー、もしかして幽霊にもててるんじゃ//(にやにや」
カエデ「それはないんじゃないのかな?^^;」
顎に手を当てながら嬉しそうににやつく殺せんせーに
茅野はツッコんでいた。
実際僕は、その時苦笑するしかできなかった;
そうして、完成した絵は…
僕等E組が暗殺教室になる前から知っていた、たった一人の先生だった。