イケメン王宮、真夜中のシンデレラ/ALLキャラ短編集
第19章 二人で過ごす誕生日~ユーリ編~
ユーリ「髪が長い方が、色々な髪型ができるし、それなら俺の手で色んなユヅキ様に変身させてあげられるからだよ」
「…っ、ユーリ…」
ユーリ「…それにこれは俺のワガママだけど…ユヅキ様を俺の手で、俺の色に染められるみたいで嬉しいんだ」
僅かに頬を染め、ニコニコと笑いながらユーリは私の髪やおでこ、頬や唇に何度も戯れるように軽いキスを落とした
そうして最後におでこをコツンと合わせながら、唇が触れそうな距離でユーリは甘く囁いた
ユーリ「…だから俺以外の人にはユヅキ様の髪、触らせないでね?」
「…っ、うん…」
ユーリ「ユヅキ様、顔真っ赤にして可愛い…でも俺にしか見せないユヅキ様の顔をもっと見たいな」
「ユーリにしか見せない顔…?」
ユーリ「うん、例えばこういう顔とか」
そのままゆっくりとソファーへと押し倒され、今度はとろけるような甘いキスを受け止めた