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【イケメン幕末】春を呼ぶ嵐のように(R18)

第4章 教えてあげる<大久保利通>




「じゃあ…教えてあげる」

「あ…ッ」


の首筋に唇を這わせながら、大久保が囁いた。長い指はの上着の釦にかかり、一番上から一つ、二つ、外される。


「分かった?」

「え…」


腰から背中にかけて撫でる手と、首筋を這って行く舌に翻弄されて、はそれどころではない。


「ちゃんと見てて」

「ん…っ」


面白がるような声と同時に、三つ目、四つ目。

露わになった胸元へ大久保の指が触れて、体が跳ねる。触れられた所が熱を持ち、体の奥が疼く。


「や、ぁ…大久保、さん…っ」

「ん」


いつしか釦は全て外れて、大きくはだけた上着はの両腕に引っかかっているだけ。

まだ昼前の明るい光の下。今更ながら感じる羞恥にたまらず声を上げるけれど、大久保は白い肌に紅い華を散らしていく。


「次は、の番」

「え…?」


肩で息をするの手を自分の服へと導いて、大久保は妖艶に微笑んだ。


「脱がせて」

「っ…はい」


緊張に震える手で、大久保の官軍服の釦を一つずつ外していく。大久保はそんなを熱く見つめながら、スカートの中へ手を入れる。


「あっ…ん」

「ほら…早く」


足を這う指の動きにビクビクと反応しながら、なんとか最後の釦を外す。


「次は、こっち」


大久保の言葉に、は素直に手を伸ばした。
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