第3章 名前を呼んで（沖田END）

「だって…さん、俺のこと…好きでしょう？」


妖艶な笑みに、ぞくりとする。それと同時に、沖田への想いがバレていたことに身体中がドクドクと波打つように熱くなる。


「俺も、好きですよ…さん。じゃなきゃ…こんな所連れてきません…」

「沖田、さんっ…」


与えられ続ける愛撫と、沖田からの言葉が、の脳内を支配する。
抵抗する気も無くなって、ただただ押し寄せる快楽の波に身を任せてしまう。


「や…っあ…」

「声…もっと聴かせてくださいね」


乳房を片手で揉み、乳首を刺激しながら、もう片方の手で太ももを撫で、大きく足を広げさせる。
必然的にあらわになった下半身に、沖田は顔を埋めて、太ももにも紅い印を転々とつけていく。


「あんっ…あ…」


足に唇や舌が這う度に、びくびくと反応するを見上げて、クスリと微笑む。


「ココも…美味しそうですね…」

「え…あぁぁっ！」


の秘部は、既に愛液でトロトロになっていて、濃密な香りを出している。沖田はそこに唇を這わせ、突起を舌先でくすぐる。
今までとは違う強い刺激に、全身に電気が走ったような快楽が襲う。


「あぁ、あ…だめ、沖田さ…きたな…」

「綺麗ですよ…」


溢れてくる愛液を全て舐めとるように、沖田が水音を立てながらのそこを執拗に吸い、舌を入れて中をかき回す。