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連れ立って歩く 其の三 鮫と虚貝編 ー干柿鬼鮫ー

第21章 不確か



視界が歪んで目の前のものが入れ替わる。
握り返して来る筈の手も消えた。

鬼鮫は歯を噛み締めて僅かに口角を上げた。

生温かい風の名残り。

鬼鮫は一時瞠目して目を開くと、また独り、足を踏み出した。















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