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【ハイキュー‼︎】女王と月

第50章 安眠


「硬いのは我慢してよね」


スッと髪を梳かれる。


…気持ち良い。


髪に触れる体温、髪の間を通る細い指。


そして時折頭を撫でてくれている。


「けー…」


目がトロンとする。


「何?」


いつもと変わらないトーンの筈なのに、優しく聞こえる。


「やっぱりこのまま…良い?」


寝ても。


「どーぞ」


「ありがと…」


この心地良さを手放したくない。


温かい…。


「…おやすみ、波瑠」
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