第40章 順応性
「(…面倒くさいな)」
「面倒くさいって顔しなーい」
「あの。
今から臨時で主将ミーティングを行うみたいなんで、主将と副主将は烏野の部室に集合だそうです」
「あぁ、お前梟谷の」
「セッターの赤葦です、先程はどうも」
「(フォローしてくれた…のかな)」
「おぉ、ウィングスパイカーの岩泉だ。
おら及川、行くぞ」
「わっ、待ってよ岩ちゃーん」
「あかーし、何持ってくんだっけー?」
「木兎さんは手ぶらで良いですよ。
俺がメモの録れるもの持ってくんで」
「おー、そうか。
流石赤葦!」
「お互い、主将のことでは苦労が絶えませんね」
「全くだな」