• テキストサイズ

【ハイキュー‼︎】女王と月

第39章 救世主


「そっちのサポートもしろってことですよね?

要するに」


「そういうことだ、出来るか?」


「平気です、ただ…」


「仁花ちゃんのことなら任せて、私が頑張る」


「分かりました。

じゃあその2校のサポートを行いますね」


「あぁ、すまんな」


この体育館にあるコートは2つ。


同時に試合出来るのは4チーム、残る2チームは見学か。


私の担当するチームが同時に試合することにならないよう、組み合わせを工夫してくれてある。


1度だけ対戦することにはなるが、それ以外では片方が試合、片方が見学という形になっている。


働きっぱなしになるよね、これ。


「頑張りますか」


髪を結ぶと小さく呟いた。


まずは音駒のサポートを。


「悪ぃな、自分のチーム応援させてやれなくて」


ポン、と頭の上に大きくて骨張った手が乗る。


「いえ、より近くから分析出来る機会として前向きに捉えてますよ」


と、にっこり。


「相変わらずだな」
/ 588ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp