• テキストサイズ

【ハイキュー‼︎】女王と月

第37章 誘惑


練習メニューを考えるのは監督やコーチの仕事ではないのか、と反論したけど。


俺は人に教えんのは苦手なんだよ、と逆ギレされた。


まぁ、武田先生はバレー初心者だから例外として。


私だって人に教えられる程巧くない。


いくら試合にはほとんど出ていないといってもコーチの方が長くバレーに携わっている分、身体に染みついているものだとか、勘だとか。


役に立つものは十分ある。


コーチの考えが依然として読めない。



一通り試合記録に目を通してみても、特に思うことはない。


まぁ、細かいところはいくつかあるけど。


でも自分の意見として提出するなら確信が欲しい。


もう少し読み込みが必要かな。


「ん…?」


資料と資料の間に何かが紛れている、


「DVD…」


その表には青葉城西高校vs烏野と書いてある。


確かインターハイ予選で当たったんだっけ。


練習試合では、ほとんど主将抜きの青城に勝ったと書いてあるのは読んだ。


あとで見てみるか。
/ 588ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp