• テキストサイズ

【ハイキュー‼︎】女王と月

第29章 撃沈


「月島、大丈夫か?

具合悪いなら無理せずな」


「あ、はい」


澤村先輩相手には嫌味を言わないみたい。


「おーい、そろそろ部活始めるぞ」


「大地ー、マネ候補の子来てないみたいだけど」


「更衣室で鏡とにらめっこしてましたよ」


「今年の1年は個性的な奴ばかりだな」


と、苦笑する澤村先輩。


出来ればこのまま来なければ良いのに。


「柏木、ちょっと呼んで来てくれるか?

流石に更衣室には…な」


「え…」


今聞きたくない言葉が聞こえた気がする。


「行って来ます…」


気は進まないが、それでは部活も始められない為嫌々ながらも呼びに行く。


「部活、始まるけど」


「わ、分かってますわ。

ほら、モタモタしてないで行きますわよ」


モタモタしてたのはそっちでしょ。


「体育館までこのわたくしを案内させてあげても宜しくてよ?」


要するに場所が分かんないんでしょ。
/ 588ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp