• テキストサイズ

【ハイキュー‼︎】女王と月

第28章 力


「…なんでこんなの持ってるんですか…?」


付箋のついたページで手を止めると、静かに尋ねる。


「あ、あぁ。

こないだ猫又先生に貰ったんだが」


雰囲気の変わった波瑠に戸惑いを隠せない様子。


「本当ですよ、一応」


身体の体温がどんどん奪われていくのが分かる。


「私の力のこと、兄貴のこと、両親のこと。

全部事実です」


「お、おう。そうか」


「あの、全く話についていけないんですが」


代表して澤村先輩が口を開いた。


「言っても良いか?」


「どうぞ。

私、頭を冷やして来ます」


聞きたくない話なので外に出ていることにした。
/ 588ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp