• テキストサイズ

【ハイキュー‼︎】女王と月

第21章 体育


「えぇ、クラス委員だよ!

白鳥明日香さん。

白鳥グループの社長令嬢だよ。

確か…バレー経験者って言ってなかったっけ?」


「山口くん詳しいね」


「経験者であれとか…本当笑えるんだけど」


「ちょっとツッキー、聞こえるよ」


「大丈夫、聞こえてないと思うよ」


「それじゃ次は男女ペアを組んで、2対2のミニゲームだな」


ペア好きだな。


「け、蛍くん。

わたくしと組んでくださらない?」


月島狙いか、この人は。


その為のアピールに私を利用した訳か。


逆効果だったけど。


「え、間に合ってる。

僕こいつと組むから」


私?


「わ、わたくしバレー経験者ですのよ?

こんな下手な素人よりわたくしの方が…」


「自分のことは自分で決めるから」


まぁ、他の男子と組むよりはマシか。


「…仕方ありませんわね。

では山口くん、わたくしと」


あの女に恥をかかせてやるわ、と燃えている。
/ 588ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp