• テキストサイズ

【ハイキュー‼︎】女王と月

第18章 勝ちの価値


「夜久さんが探してたよ。

第2体育館でレシーブ練するって」


「えぇ…またですか…」


急にしょんぼりした。


「今のように下手だとレギュラー下されるよ」


「そ、そんなハッキリ言う⁉︎」


「事実だから。

音駒の特徴はしなやかなレシーブでしょ?

脆いところはすぐ叩かれるよ。


いくら身長が高くても、いくら攻撃に長けてても。

基礎が出来てなきゃ意味がない。

私だったら集中的に狙って攻撃すらさせない」


「ひ、酷い…」


「それが現実だ。

特にうちは皆レシーブに特化してるからな。

研磨のとこに正確にボールを返せれば、あいつは確実に機能する。


研磨は音駒の背骨で、脳で、心臓だ。

それを邪魔すんなら…レギュラーは下ろすからな」


「ひぃぃ…」

/ 588ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp