• テキストサイズ

【ハイキュー‼︎】女王と月

第14章 思いやり


「いや、リエーフが無理矢理だな…」


「リエーフくん1年ですよね?」


「そうなんだけどさ。

ま、説明すんのも面倒だしいっか」


自己完結型か。


「おーい、連れて来たぞ」


「波瑠さん!」


布団に仰向けになり、腕を目の上に置いている研磨くん。


その周りに心配そうに顔を覗き込む人と、風を送る人達。


「ちょっとすみません」


間に割って入り、顔と手に触れる。


状況が状況なだけにからかったりなどはして来ない。


「やっぱのぼせか?」


「恐らく。

額や首筋は暑いけど手先は冷たいです。

それに心拍数も速いですから」


「研磨ーっ…」


「山本うるせぇ」


「静かにしてください。

余計に酷くなってしまっても知りませんよ」


「うっ…」


「なんか要るもんあるか?

ありゃ取って来るが」


「スポーツドリンクとタオル2枚。

水の入った桶、それとストローも忘れずにお願いします」


「おし」
/ 588ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp