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【ハイキュー‼︎】女王と月

第14章 思いやり


「否定するのも面倒くさい」


「そ、そうなんだ」


「おーい、風呂次烏野だぞ。

ラストだからな」


ヒョコッと顔を出した黒尾さん。


主将が連絡するのか。


「おぉ。

それじゃ行って来るか。

俺らが入んなきゃ後輩が入れないし」


「そうだな。

行くか、旭」


「あ、お、おう」


「ツッキー、ちょっと彼女ちゃん借りても良いか?」


「だからなんでいちいち僕に聞くんですか。

好きにすれば良いじゃないですか」


「冷たいなぁ、ツッキー」


「…そのツッキーっていうの辞めてくれませんか?」


「良いだろ、別に。

んじゃ、彼女ちゃん借りてくぞー」


「え?あの…」


強引に腕を引っ張られ、手首を握られる形になっている。


「ちょ、何がしたいんですか?」


何気に手首痛いし。


「手首細ぇ」


「余計なお世話です」


「研磨が風呂でのぼせちまったみたいでさ。

ちょっと診て欲しい訳よ。

ほら、俺らマネージャー居ねーし」


「‼︎

それを先に言ってくださいよ。

でもどうしてのぼせたんですか?

研磨くんにしては珍しいですね」
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