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【薄桜鬼】貴方と紡ぐ四季の唄

第1章 春。




「名前、次から俺も邪魔をしていいだろうか」

朝の知らせから隣の一さんに視線を移す。
朝日に照らされた一さんが眩しくて目を細めた。

眩しい光の中で見えたのは彼の笑顔。
優しく笑う一さんに鼓動が高鳴った。
綺麗なのは空だけではなかったらしい。

「気に入ってもらえました?」

一さんの表情を見れば一目瞭然なのだが、気になって聞いてみた。
自分の好きなものを好きになってもらうというのはなかなか嬉しい。
ましてや、その相手が想いを寄せている人だ。
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