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夜の少年達【HQ】

第5章 『覗く先。』灰羽リエーフ



黒尾さんと月島がいるからってのもあるけど俺はあの空高く舞う梟のいるチームに勝っていた。

だけど、あの圧倒的なパワーを持つ人のボールは容易に止めることはできない。

俺のミスを瞬時に見抜き、狙ってくる。

俺は黒尾さんみたいな実力もない。
月島みたいに頭も良くない。

あるのは身長と運動神経。


それだけを生かし全力で飛ぶ。

それでもまだ撃ち抜かれるのはやはりバレーボールに打ち込んできた年数の差があるのだろう。

それでも負けたくない。






そう、
煩い梟を黙らせたいだけだ。
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