第4章 『覗く。』木兎光太郎+α R18
午前6時。
時間通りにアラームがなりみんなが一斉に起き出す。
さすがに体がだるい。
覗き見してたうちの後輩はちゃんと起きてるかしら。
少しだけ心配…大部分は好奇心で顔を洗いに来たクロに話を聞いてみる。
「あー…あいつまだ寝てるわ。」
『よし!じゃあマネージャー様が直々に起こしに行ってあげましょうか!』
そう言い部屋に乗り込むと身体をちっちゃく丸めて寝ている後輩の姿。
私は耳元でそっと囁いた。
『夜遅くまで起きてるから朝寝坊するんだぞー?』
びくりと身体をこわばらせ、私の方を見る。
やばい
その不安そうな顔
たまらない。
『おはよ?リエーフ?』
end