第36章 『残業終わりの甘い誘惑 後編』黒尾鉄朗 R18

「てつろ…さんの、おっきいの…ぐちゃぐちゃのわたしのナカに全部はいってます。」

私の言葉を聞いた課長は唇を舐め、口端を上げる。

「俺とのセックス、気持ち良い？」

抜かれた陰茎が再び挿入される。
今度は真っ赤に熟れた秘豆も一緒に。

「っ！気持ちっ！イイっ！くろおかちょうとのえっち！きもちいいっ！！」


おかしくなりそうなほどの快感に脳が支配され、普段は口にしない言葉が零れ落ちていく。
だめだって思うのに、黒尾課長がくれる快感に抗えない。

「ほんっと、エロいな。椎名は。」

先ほどまでゆっくりだった挿入は少しずつスピードを上げていく。
でも、ただむやみやたらに突き上げるわけでなく、気持ち良いところをピンポイントで突き上げていく。
かと思えば焦らすようにゆっくりになったりわざと良いところを外すように挿入してみたり。

「かちょ…じらさないでぇ？」

「…っ、じゃあ最後な？
今まで生きてきて1番気持ち良いセックスって誰と？」


そんなの決まってるじゃない。




「くろおかちょ…てつろ、しゃんとのえっちがいちばんきもちいい、れすっ！」

ちゅぷん、
抜かれた陰茎。

仰向けだった身体はいつのまにかうつ伏せになり、ぐっと腰を高く持ち上げられる。

「あんまりかわいい言い方するから、我慢効かなくなった。」

ごめんな？

そう言うと課長は再び陰茎を挿入する。
しかし今までとは違い余裕はないようで、私の気持ちの良い場所を容赦なく穿つ。

気が狂いそうなくらいの快感に、声を発する余裕さえなくなり"音"を発する。

「ごめん、イく。」

課長が達することを聞いた直後、私の意識は不意にブラックアウトした。