第30章 『私を1度、満たしてください。』灰羽リエーフ R18
「下…脱がせて…?
直接触って…?」
「直接ってどこを触って欲しいの?」
するりとガウチョを脱がし、床に放りながらライオンさんは私の顔を覗く。
ぎらりと光る瞳。
今度は反らしたくてもそらせなくて、そのまま口を開いた。
「下着…脱がせて……くり…とりすと、ナカ…指で、触って……?」
「指だけ?」
「指だけじゃなくて…舐めたり…とかも……」
「了解。」
私が口に出した願い。
それを叶えるためライオンさんは、濡れて役に立たなくなった布を足から外す。
そして、私の羞恥を煽るため秘部に指を這わせながら恥ずかしい言葉を吐く。
「すっげーね。びっちゃびちゃなのわかる?
あとここ、ほとんど触ってないのに真っ赤。」
肉芽をちょんと触られてひくんと震える身体。
「恥ずかしい?入り口、きゅって締まった。
とりあえず汚す前に上も全部脱ごっか。」
ライオンさんが背中に手を入れ、身体を起こしてくれる。
そのまま乱れたTシャツと意味を持たなくなったブラを脱いで床に放れば私は何も身につけていない、生まれたままの姿になった。
「全部服も脱いだしさ…?」
ぎしり。
背中に添えられた手が離され再びベッドに沈む身体。
ばさりと音を立ててライオンさんがTシャツを脱ぎ床に放る。
そして私に覆いかぶさるとライオンさんはぎらり、目を光らせた。
「俺、本気出しちゃうね。」
ぺろり。
ライオンさんの薄めの唇を真っ赤な舌が這うように動いた。