第24章 『とろけるチョコは恋の味♡』木葉秋紀 R18
くたりと力の抜けた身体。
秋紀が前から支えてくれたおかげで作業台から落ちずに済んだ。
んだけど、秋紀はそのまま私を抱え上げると、そのままずんずん奥へと進む。
1Kの部屋。
その一番奥にあるベッドに寝かせられると、秋紀は手早くコートを脱ぎ床に落とす。
かちゃかちゃとベルトを外し、デニムのファスナーを開けた秋紀は私の上に膝立ちになる。
「ごめんっ…夏乃さん…俺、限界…」
いつもの場所…私の枕元の小さな箱から避妊具を取り出すと、歯で端を挟みびっと封を開けた。
ボクサーパンツを少し下げ、中身を取り出すと薄い膜をソレに纏わせる。
「挿れるよ。」
ぽそり、と秋紀が呟いたあと、すぐに熱く硬いモノが私のナカを掻き分け奥の奥まで入っていった。
イったばかりなので奥へと入る刺激だけでイく身体。
びくん、びくんと跳ねる身体なんて気にもせず、ひたすらに挿入を繰り返す。
『あっやあっあきのりっだめっ』
「ナカあっつい…むっちゃ吸い付いてくる…」
ぐちゃぐちゃ、ぬちゃぬちゃといつも以上に激しい水音。
いつのまに脱いだのか、上半身裸になった秋紀が覆いかぶさるように抱きしめる。
重なった身体が熱くて溶けてしまいそう。
溶けてとろけて、秋紀とふたり、一緒に溶けてしまいたい。
そう願いながら、私はまた果てた。